楽しい投資研究所のブログ

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米大統領選の結果を予測する

米大統領選の結果は日本株にも多大な影響を与えるに決まっている。僕は何の影響力も持っていないが、その結果は実験ファンドの投資パフォーマンスにも大きな影響を及ぼす(つまり僕自身の経済状態にも)。注目しないわけにはいかない。 CNNの調査では、バイ…

メディアを信用しないこと

僕が好んで読んでいたメディアの多くが、偏向報道を続ける信頼に値しないフェイクニュースメーカーであったようだ。 米大統領選の報道を見るに、現職大統領への偏った批判、世論誘導の意図が方々に見えて驚いている(単に僕の誤解であればそれが一番良いのだ…

トランプ大統領のこと

2016年の米大統領選、トランプ氏勝利の折には、とんでもない男が米国大統領になった、米国の繁栄はピークを過ぎた、などとまるで見当違いなことを書いたりして申し訳ありませんでした。 トランプ大統領は、①凶暴な米国の中にあってこれを率いて戦争をさせな…

悪臭を放つ決算書 〜規制しなければ決算情報は腐るという話〜

・会計基準を無視した経営指標 ある製薬会社が決算発表に用いる「Core営業利益」というものがある。いわゆる会計基準外指標(Non-GAAP measures)である。 その会社の有価証券報告書・決算短信に「Core営業利益」なるものの説明が書いてある。 *某製薬会社…

バークシャー・ハサウェイの巨額損失とその真実

先般5月2日、アメリカはネブラスカ州オマハにて、バークシャー・ハサウェイ社の年次株主総会が開かれました。 今回は一般株主は召集されないかたちでの総会開催となりました。それも新型コロナウイルスいわゆる武漢ウイルスのせいです。 Yahoo finance経由…

武漢ウイルス(新型コロナウィルス)と複利の話

ラジオを公開しました。楽しい投資Podcastです。 武漢ウイルス(新型コロナウィルス)と複利の話をお届けします。 日本における感染者数の増加を複利で考えてみます。 ウイルスによる感染症の真の恐ろしさとは、人の直感を大幅に上回るスピードで、人の生活…

どこで区切るか - もっとも重要な意思決定事項

投資期間をどのように設定するか。これが投資を考える上で決定的に重要である。 もちろん、どのように設定するかは各人の自由である。1年後に区切る人もいれば10年後に期限を設ける人もいる。期限を定めない永久投資という設定も可能であり場合によってはも…

米国会計基準を適用する会社のEPS(1株当たり当期純利益)情報、使用上の注意について

アメリカの yahoo! finance はさすが本家本元だけあって良くできていて、会社の主要な経営指標を一覧で把握できるようなつくりになっている。とても助かる。具体的には1株当たり当期純利益(潜在株式調整後)であるところの "Diluted EPS", 1株当たり純資…

株を言い値で買う

株価が暴落した。今日は取引時間中、1990年以来の下げ幅も記録したとか。たしかにこの数日間は日本株も米国株も言い値で買えた。 新型コロナ(武漢肺炎)ウイルスの蔓延は困ったことなのだがちがう世界も見えた。 中国の本質を再認識できた、というか自分は…

やがて崩壊する中国について

コロナウイルス感染域の拡大は、ひどい話ではあるのだが、感染すれば即刻命を絶たれるものではないようで、そこが不幸中の幸いであったといえるかもしれない。WHOは致死率3.8%というが、中国のそれが極端に高いあたり、感染者数の過少カウントが影響してい…

コロナウイルスが露わにした中国の本質

新型コロナウイルスの感染拡大は専制独裁体制の危うさを明らかにした。大国であるほど周辺国への影響が大きい。 不測の事態に対しての対応の遅れが顕著である。情報伝達の効率性が損なわれている。独裁者個人の実務能力にも限界がある。 共産党の支配する中…

「会計上の費用」は無視して良いものなのか?

これはあくまでも会計上の費用であってキャッシュの流出を伴わないものである。こんな表現が最近目につく。 この言葉の裏には、資金の流出を伴わないものだから、単に会計上の費用に過ぎないから株主その他の利害関係者はこのような費用を気にするべきでない…

投資の成否を決めるものについて

世の中には私と似たようなことをやっている人がいるようで、個人投資家に対して、有望な会社を見出して、割安な価格で買い、長期間投資し続ければ、結果的にうまくいきますよと、そんなことを伝えている方がいる、という話を聞いた。YouTuberだそうだ。私自…

ヤマトホールディングスのこと

アップル社のAirPods Pro を買った。投資には直接関係ないので詳細はnoteに -> https://note.com/notenote55/n/n1703982d6a38 AirPods Proはヤマト運輸のアベさんが届けてくれた。ここ数年間、我が家の近辺は彼が担当してくれているが、感じの良い方でいつも…

株主と利害関係の一致した経営者を選ぶ(投資実験報告2019 その8)

この年末年始はゴーン スキャンダル一色だった。 会社を私物化し、株主の資産を喰いものにする経営者について考える良い機会でもあった。 注目すべき情報その④:役員の状況・大株主の状況 立派な経営者もいる一方で劣悪な経営者もいる。 株主の立場に立って…

自己資本比率から考える投資の意思決定(投資実験報告2019 その7)

自己資本比率の高い会社には安心感がある。借金はすべきかすべきでないか、両論あろうが、私であれば無借金経営が好ましいと考える。 自己資本比率を鵜呑みにしない 自己資本比率は調べればすぐに出てくる数値だが、その裏付けとなる資産の内容も大事でこれ…

1株当たり純利益を読む法(投資実験報告2019 その6)

株式投資で儲けるには(あえて生々しい表現で書く)安く買うことが大切だ。高値づかみをするなど論外である。 いきなり話はそれるが、企業買収が経営者の仕事だと勘違いしているCEOはけっこういるようで、そういう輩は慣れない買収交渉で、交渉相手から何度…

最も大切にしてきた情報源について(投資実験報告2019 その5)

投資先を決める際に最も重視してきたのは有価証券報告書だ。 会社の過去の実績を見る。これを評価の基礎に置く。 決算書に現れるのは過去の数値ゆえ将来予測の役に立たないという見解もあるがそれは浅い。過去から現在までの情報は全て株価に織り込まれてい…

投資家が注意を払うべきものとそうすべきでないものについて

昔のバークシャー ハサウェイ社の株主総会を映した動画がYoutubeにあった。 株主のひとりが質問に立って、今後10年間の経済見通しについて教えて欲しいという。するとバフェット氏は、 その質問は重要だが不可知 (unknowable) だ。私たちはそういうものに注…

9倍株の見つけ方(投資実験報告2019 その4)

■9倍株も生まれた テン バガーには至っていないのだが9倍株についても触れておきたい。累積リターンが+800%超の会社である。もう少しで10倍株だと考えてしまいがちだが株価の動きは予測がつかない。捕らぬ狸は皮算用しない。ただ9倍株もなかなかのもの…

【提言】独自指標の決算書上の公表は厳しく規制すべきこと

独自指標と称して会計基準に準拠しない経営指標を決算書に記載する場合はすべてに【基準外】の文言を添えることを強制すべき。・有価証券報告書 <- 金融庁。・決算短信 <- 証取。基準に従った数値と基準を無視した指標を会計の素人は区別できない。悪意の経…

悪臭を放つ決算書が存在すること

ゴーン氏が主導した際どい決算、過剰な演出による劇的なV字回復決算にいかがわしさを感じた私は、日産自動車へ投資することはなかった。当時は日本全国がゴーン氏に対する称賛の嵐で、私の感覚の方がおかしいのだろうとすら思 っていた。 今にして思えば、…

テン バガー:10倍になる株の見つけ方(投資実験報告2019 その3)

■初の10倍株 実験ファンドの保有するある銘柄の値上がり益と配当による累積リターンが+900%を超えた。10倍株と呼んでいいだろう。実験ファンド初のテン バガー(ten-bagger)の誕生である。 その会社の名は船井総研ホールディングス。 取得したのは2004年3…

投資実験報告2019 その2:局地的バブルとテン バガー

■実験ファンドの投資先すべて: 実験ファンドが保有する銘柄を一覧にまとめた。 せっかくなので銘柄別に保有期間と利回り(年率複利)も計算してみた。次のとおりである。 実験ファンド保有銘柄一覧(2019年末) ■売却処分: 年初までに製薬会社の株をすべて…

投資実験結果報告・2019年末アップデート

■目的:決算情報を基に投資の意思決定を行うことは有利な結果をもたらすのか?という問いに対する答えを得る。 ■利用した情報:主として有価証券報告書、決算短信。その他の公開情報(新聞、雑誌記事など)も適宜参照した。 ■実験期間:18年間(2002年初~20…

カルロス・ゴーン氏の国外逃亡から学べること

決算数値には経営者の人格が反映されると考えている。 そして会社の決算から本当に読み解くべきものとは、利益率がどうこう、財務比率がどうこうなどではなくその向こうにある何かだとも考えている。その何かとは経営者の人物である。 バフェット氏の言葉を…

生身の投資家が実は有利な時代

英エコノミストの記事にこんなのがあった。今や株式市場の取引は、アルゴリズムによるものやAIによるものが大きな割合を占めるようになった。その一方で、人間がマネジするファンドは指数連動型のパッシブファンドがほとんどという状況である。果たしてこの…

情報面での不平等について

情報開示を行うことが有限責任の事業体という存在を認めることに不可欠な条件なのだが、その情報開示を必要とする人すべてが開示された情報を読むというものでもないし、読まなくても良い。 読んだ方がもちろん良いに決まっているのだが、読める人にとってみ…

楽しい投資研究所TV

楽しい投資研究所TV はじめました。 www.youtube.com iPad Pro を使い始めた勢いでチャンネルを開設しました。勢いです。 これにより肩書は 投資家・公認会計士・ユーチューバー となります。 突然我に返り急遽撤退するリスクがあります点、あらかじめご了承…

楽しい投資Podcast 配信のお知らせ「いつ売るべきか?」投資ラジオと旅ラジオ

楽しい投資研究よりラジオを公開しましたのでお知らせします。楽しい投資Podcastです。 ■【最新】投資ラジオ「いつ売るべきか?あるいは即売却処分すべき会社について」 → 持ち株を売るべきときとはいつなのか?ひとつの答えとして、即時売却処分すべき会社…