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投資に勝つ人・負けて退場する人の決定的な違いについて

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  • 株価指数連動型投資信託に投資するとしたらどの指数(インデックス)を選ぶべきだったのか?2001年末からの16年間を考えると、日経平均複利ベースで年率+6.2%, TOPIXは年率+4.9%のリターンをもたらした。東証一部上場約三千社よりも日経平均225社の方が優れていた。
  • この16年で元本はどれくらい殖えたのかといえば、日経平均に賭けた場合は2.6倍、TOPIXに賭けた場合は2.1倍となった(ただしこれらの数値は売買コストの影響を除外した場合のものである)。
  • 決算書を読み込んで投資先を選別し続けた実験ファンドの場合、この16年間の運用成績は複利ベースで年率+7.7%となった。元本は3.3倍に殖えた(尚、こちらは売買コスト・税金費用を反映して後の数値である)。
  • 決算書を読み込む行為はお金を大いに殖やす行為といって良さそうである。
  • 市場に居続けるのであれば、損する方が難しいといえる。
  • 投資を行った人の大多数は損失を蒙って退場しているという事実があるわけだが、その決定的な要因は「待てなかった」という一事にある。