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一次情報に当たらねばならぬこと

事実と自分との間に、誰かを介在させることが危険なのだ。

メディアの報道を信じることとは、一次情報との間にメディアを介在させて情報を得て、それを信じることであり、そのメディアが悪意を持ってか、あるいはその無能さゆえか、事実をねじ曲げて伝えるとき、読者・視聴者は有害な影響をこうむる。

可能な限り、ナマの、一次情報に近い情報に接するべきなのだ。

物事をかみ砕いて説明してくれる人はありがたい場合もあるが、すべての人が良心と、十分な能力とを持って、伝えてくれるかというと現実はそうではない。

そのことをわかりやすく示してくれたのが、2020年の米大統領選であった。開票速報データに直接当たってみたところ、明らかな票操作の痕跡が見て取れたので、この選挙は史上類を見ない規模の不正によってねじ曲げられたものであることを、私は知ることができた。

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しかしそのことを、日本のメディアはほぼ100%報じなかった。その疑惑を伝えることすらしなかった。

さらには、政権中枢にいる人々までも、誰ひとりとして、その事実を指摘することすらなかった。これが現代日本の姿である。くさっている。

いち民間人に過ぎない私が、こんな重要なことを知り得たということ自体が、時代の変化を感じさせてくれる。ひと昔前であれば、まずわからなかった。それが、今のような情報を扱える環境であるがゆえに、わかるようになった。世界は変わった。

これまで20年間、個人資産の大部分を投じて、株式への投資実験を続けてきたのだが、今ほど見通しの立たないときはなかった。2011年3月の震災直後を上回る、先の見えない状況にあるととらえている。